続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

まだまだ走ろう。

あっという間に2月ですね。1月はブログほぼ放置でした。お陰様で肋骨の痛みもほぼ消え掛かり、普通にトレーニング再開出来るまでになりました。まだ奥深い痛みがあるけど、トレーニングやヨガや鍼等でじっくり回復していくと思います。ボストンマラソンまで3ヶ月を切って、目標はタイムよりも楽しんで完走することにシフトしました。一生に一度のボストンマラソン、と最初から思っていたので、今回の怪我で猪突猛進を改め、じっくり丁寧に走ることに重点を置くようになりました。まずはフォームが大切、体に故障があるときは尚更のこと、フォームを意識して、どこに負担が掛かっているのかを確認しながら無理せずに、ということを学びました。自分の体と向き合うことの楽しさがそこにあるような気がします。

 

去年の夏の写真をイラスト風に加工したのが楽しいので、自分への気合い付けにアップしときます。

 

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2020年の行方

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

 

12月23日に転んで肋骨ににヒビが入り、年末に熱を出して寝込み、真っ暗闇の中でお正月を迎えました。やっと起き出したのが1月3日、なんとかお雑煮だけ食べてやっと年明けモードになりました。肋骨もだいぶ良くなり、もう1週間もすれば完全に痛みも取れそうです。人生たった一瞬の出来事で色々と状況変わるものだなぁ、と感慨深し。それでもやっぱりタダでは起きないのが性分ゆえ、今回の怪我で感覚的に得るものも多かったのが救いです。走ることへの情熱、生きることへの謙虚な姿勢、受け入れることの清さ、自分自身を大切にすることの意味。人間時には痛い思いをして成長していくんだな、まだまだ生かされいるから、もうちょっと先まで頑張ろう。

 

今年はさらにこの方、大天使ミカエルがそばにいてくれることを信じよう。

 

そうそう、5月末に参加予定にしていたモンサンミッシェル50キロトレイルラン、主催者側の都合により日程がずれて参加不可能に。すでに飛行機のチケットを手配済みだったので、純粋にフランス旅行を楽しむことになりました。ああ、走らなくてもいいのね、ミカエルの先を見越した大配慮に感歎の思い。

 

今年もよろしく、ミカエル。

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来るもの拒まず淡々と。

この年末、転んで肋骨にヒビが入ったので、家事はほぼ放棄。てか、普段から家事は苦手のぐうたら主婦なので、日常的にさほど変わり無し 苦笑。外を走れないのでブログに走る 苦笑。今年は変化の年であった。つんのめって走った。最後にストップかかった。ギア入れ替え時。60歳って長いようであっと言う間だった。もっと何か出来そうな気がしたけれど、根本怠け者なので、そこそこだった。突飛なことが突然やってきてちょっとそれに振り回されるような人生のパターンだった。走りもそうかな?とりあえず、情熱のあるうちは思い切り追いかける、それしか出来ない。

 

61歳は厄年だとか。地域によっては女性は免除されるらしい。とりあえず、今まで生きてこれたからこれからも来るもの拒まず淡々と。それでも足元の段差にだけは気をつけよう 苦笑。

 

2020年、さぁ、何が待ってる?!

 

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家事完全放棄脱力状態で迎えた年の瀬の一コマ。これもまた人生哉。

Happy Holidays!!

あっという間に年の瀬。ブログ更新せずにクリスマスを迎えてしまいました。

 

生きているといろいろある。一昨日、夫の検査の付き添いでボストンの病院までドライブ。3時間の検査時間の間に周辺のチャールズリバーを7マイルほど走った後、段差に気づかずに転倒、肋骨をガツンとコンクリートの地面にぶつけました。人間すごいなと思うのは、その場ではショックはあるものの、痛みはさほど感じずになんとか病院まで戻り、近くのホールフーズで買い物して検査の終わった夫を迎えに行く。その後小一時間ホールフーズで体制を整えて帰宅しようかという頃になって体はちょっと悲鳴を上げ始めた。なんとか運転できるかと思ったけれど、やっぱり無理、ということで検査の麻酔が切れているか不安な夫になんとか運転してもらうことに。数日前から検査の為に食事制限、断食、下剤をしていた夫は検査の結果に異常がなかったこともあって、逆に意識明晰に無事家の近くのチャイニーズレストランにたどり着く。一人がダメな時はもう一人がカバーする、なんとかここまで生きてこれた二人感覚の人生に感謝。断食していた夫の所望でどうやら肋骨にヒビが入っているっぽい私も一緒に食事した。幸運なことに体勢によって痛みが伴う程度でなんとか日常的には過ごせる程度のダメージだった。以前スキーで転んで背骨を圧迫骨折した時に比べれば随分軽症だけれど、一瞬の不注意、タイミングで体は悲鳴を上げることを久々に思い出させられた。それでも、転んだ後で気を取り直して起き上がり、歩き始めた自分がまず思ったことが深く心に刻まれた。「私は負けない!転んでもまた走る」そう自分に断言していた。ああ、私は本当にランナーになったんだなぁ、と感慨深く思った。年齢、骨粗鬆症、とハンディはあるものの、走ることにパッションを感じている自分を再確認した。

 

帰りのレストランでいつものフォーチューンクッキーご神託がまさにビンゴなメッセージだった。こういう時に確実に自分の宇宙は動く。

 

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恐怖に従うか、情熱に任せるか、どちらでも。それはあなた自身の選択。


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この冬を乗り越えて、走り続ける。

 

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Merry Christmas & Happy Holidays!!!

 

ニューヨークシティマラソン応援&5Kレース参加

シカゴに続いてニューヨーク応援、今回は私も軽くマラソン前日の5K レースに参加しました。コースは国連ビル前〜42St.〜6th Ave〜セントラルパーク、マラソンと同じゴールを目指すというお楽しみコース。11月に入るとぐっと寒くなるニューヨークですが、お天気もよくいつも観光客や車でごった返す大通りやセントラルパークを駆け抜けるのはとても気持ちよく楽しく走れました。1週間以上トレーニングしていなかったので、走り切った感は達成出来なかったけれど、60歳〜65歳のエイジグループ185人中9位という成績でした。

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翌日のフルマラソンはブルックリン〜マンハッタンを地下鉄で移動して声援を送りました。ニューヨークの5ボローを駆け抜けるコースが素晴らしいので、来年は私も走ろうかと思ったものの、スタートするまでにかなり過酷な寒さと状況らしく、やっぱりやめておくことに(笑)。それでなくても過酷なフルマラソン、楽しく快適な状況で走りたい。

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ブルックリン

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セントラルパーク

 

次は3月のニューヨークハーフマラソン。こちらはシティマラソンより小規模で距離も半分なので、今年に引き続き走ります!今回は抽選では無く、タイムクウォリファイヤーとして走れるのがうれしい!

 

それと来年のシカゴマラソンも既に申し込み完了。こちらもタイムクウォリファイ、少しでも楽なようにテントや食事やマッサージ付きのVIPパッケージにしてみました。何しろ来年は更に一つ歳を取って61歳なんで、体に優しくしないと。

 

と言いながら、実は来年はもう一つ挑戦が待ってます。なんと、モンサンミッシェルマラソン50キロトレイルラン!当初はフルマラソンを走ろうと思っていたものの、唯一50キロレースのゴールだけがモンサンミッシェルの塔の下ということが判明。大天使ミカエル目指してやっぱりこれしか無い!ミカエルからの挑戦状、受けて立ちましょう!

 

ニューヨーク、ボストン、シカゴ、モンサンミッシェル、来年はなんだかランニング人生ひた走る一年になりそうです。

 

私はいったいどこに向かっているんだろう?

 

ピンクシューズが駆け抜けた2019シカゴマラソン

3年連続で参加した夫の応援でシカゴマラソン観戦。直前にナイキのオレゴンプロジェクトがコーチの薬物使用違反への対応で突如閉鎖、一方、キプチョゲが人類未踏のサブ2を達成、という両極のニュースがマラソン界を駆け抜ける。シカゴマラソンはナイキ主催だけに、アスリートにとってこの二つのニュースは当日の走りに影響を与えるだろうな、と気になるところだった。トップアスリートは直前に発売された新しいピンクのベーパーフライ一色、気温はかなり下がってスタート時で6度、日中は13度くらいまでしか上がらなかった。別名Windy Cityと呼ばれるだけあって時折強風、観戦する方もなかなか気合がいる。

 

結果は期待のモー・ファラーは今年は振るわず、オレゴンプロジェクトのゲイレン・ラップとジョーダン・ハッセイは途中で棄権という残念な結果。でも女子はキプチョゲと同じケニアの選手が1分以上速いタイムの世界新記録達成で優勝。確実に人間は過去よりももっともっと速く走れるようになっている。

 

さて、来年は私もきっと走っているような気がする、シカゴの街。

 

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トップエリートランナーの足元ピンク一色が何だか衝撃的。思わず欲しくなる色だけど、もうオレンジもグリーンも持っているので、今回はやめておこうかな、と。それにしてもナイキのモノを売る力の凄いこと!

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シカゴに泊まるならシカゴリバー沿いのホテルがオススメ。アート感覚あふれるビルに囲まれて昼も夜も抜群のビュー。この三つの橋はマラソンコース。川の周辺はミシガン湖までずっと続く遊歩道になっているので、ジョギングコースとしても最高のランナーズ天国。

 

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シカゴはニューヨークに負けないくらいレベルの高いレストランがいっぱい。今回のお気に入りはテスラCEOのイーロン・マスクの弟が経営するThe Kitchen、新鮮な地元の素材を使って美味しさ抜群!マスク兄弟のお母さんは70歳の現役モデルにして栄養士というスーパーマザー、二人の息子の大成功はこの母にあり!よくぞ育て上げてくれました。

 

秋色とキプチョゲ

季節はやっと秋。空も大地も秋色に染まってほっと一息ついているかのよう。走りは少しピッチを緩めて季節の風に吹かれています。

 

今週末はシカゴマラソンの応援旅行へ。去年は川内選手や大迫選手に日本食レストランで遭遇したけど、今年は二人共出場しない模様。モー・ファラーやゲイレン・ラップ辺りが注目かな。ナイキオレゴンプロジェクトの監督がドーピング疑惑で黒と判断されてとても残念です。渦中のサラザール監督はいつも走っている近所の高校出身で地元の有名人だっただけになおさら残念度が高まる。しかし、闇は照らされるべき。人間の可能性への新たな出発。そう言えば今週末はキプチョゲがいよいよウィーンマラソンでサブ2に挑戦しますね!禅僧のようなキプチョゲのクリーンな走りに期待高まる。

 

キプチョゲの前人未到の記録更新があればきっと世界中のランナー達にバタフライエフェクトをもたらすことになるでしょう。一人の進化が世界を変える。私ももっと進化出来るかな?

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