続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

書いて、走って、旅をする

今年の活動の三本柱です。

 

ある日突然走り始めた。"Life is what happens to you, while you are making other plans." 「人生とは何かを計画している時に起きてしまう他のことを言う」ガイアシンフォニー第三番の中の印象深いセリフ。まったく思いもしなかったたくさんのことが私の人生を構成している。走るのはその極みだ。なんと、今年還暦を迎えるわけだが、(随分長い間生きている、ああ、自分でも驚くほどに!人生30歳以上を想像することさえ出来なかった若い頃を思っても、メンタルと体重はほぼ変わらないので、「今年引く生まれた年イコール60」と言うのが年齢なんだなぁ、としみじみ思わざるを得ない)走り始めたのは3年前だった。走るのは何しろ小学校の時から大の苦手で、クラスではほぼどん尻だった。体重は高校時代から現在までほぼ変わらずに40キロという細身で、運動してもしなくても変わらない。東海岸に引っ越してからは隠遁生活のごとく家でゴロゴロしていることが多いので、痩せてはいるものの身体は鈍りまくりだった。その私の身体がある日、「いやだっ、このまま年だけ取るのは!」と反乱を起こし、勝手に走り出した。最初は1キロ走るのもきつかったけれど、少しづつ少しづつ自分のモチベーションを上げながら走り続けるうちに、5K、10K、ハーフマラソンまで走れるようになった。去年は5K2本、10K4本、ハーフマラソン2本を走った。走る度に少しづつ自己記録が更新して行った。今年還暦としては上出来だ。走る魅力は自分の身体が少しづつ変化して、ギアアップを感じれること。少し長く走れるようになると、走り出した時よりも距離が伸びて来たところでだんだんと身体がシフトして軽くなる。まるでエンジンオイルが身体に回ってきた感じで滑らかになる。これまで走ったことがなかったので、スタート地点のレベルがかなり低いのも逆に、少しづつ楽に走れるようになってくる楽しさを増幅しているかもしれない。そんなわけで、今は3月に走るニューヨーク・ハーフマラソンに向けてトレーニング中。

 

去年行ったインドの旅日記を皮切りに今年はいっぱい書くことも目標に入れた。まずはブログを再開して書く習慣を呼び戻す。

 

そして今年もやっぱり神様の風に吹かれていっぱい旅をして、新たな感性の扉を開けるのだ。

 

書いて、走って、旅をする。

 

さぁ、今年も一年、魔法日和の始まり。