続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

母から娘へと繋げる虹の軌跡(3)

やるか、やらないか、選択はひとつ。魂では答えは出ている。あまりにも速い展開に心が着いて行けない。心の軸をしっかりと天に通すことが必要だった。そしてそれはシャスタでなければ出来なかった。

 

セント・ジャーメインがYESと言った。翻訳家YさんからYさんの書かれたエッセイ本を頂いていた。まだ読んでいなかったその本を何気なくめくってみる。そのページから目に飛び込んで来た文字は「セント・ジャーメイン」とそして「22」という数字だった。もう口から心臓が飛び出そうなくらい驚いた。その二つがYさんの人生に大きな影響を与えているというお話だった。

 

2002年2月22日、シャスタで、私はいよいよツアーを腹を据えて企画することを決めた。そして後日改めてYご夫妻にツアーの開催を打診した。返信を頂いたメールの発信時刻を見て、私はもう天を仰いで笑うしかなかった。発信時刻は22:22:22と刻まれていた。一体何なのこれは?!

 

それからも更に続く数字のシンクロに追いかけられた。結局ツアーに集まってくださった参加者の総数、22名。最初に申し込んでくださった方のお誕生日が2月22日。もうここに来てさすがに、この数字のシンクロの謎解きをしてほしい気持ち満載だった。いくらなんでも、ここまでのシンクロはただの偶然のはずはない。

 

その時、また天のお助けが登場した。

 

当時、日本に住むNさんという男性からメールをもらった。シャスタを熱く語る私のウェブサイトの記事を読んで興味が湧き、メールをくれたという。その彼は今、サンフランシスコ在住のある著名な数秘術の専門家と一緒にいると書いてあった。数秘術!あっ、これはっ!と思い、すぐに今起こっている222の数字のシンクロのことをメールに書いて送った。ぜひ、この数字の意味をその数秘術専門家に聞いてください、と。

 

Nさんからすぐにも返事が届いた。数秘術専門家のCさんによると、22はとても意味ある数字で、「スピリチュアルなネットワークを作り、大義を果たす」という意味を持つのだという。実際にCさんのメールアドレスにも22という数字が入っていた。後年、CさんとはYご夫妻を通じて交流させて頂くようになり、シャスタツアーも企画させてもらったり、シャスタのガイドブックを出版する際には寄稿文を書いても頂いた。

 

こうやってたくさんのシンクロが降り注ぐ中、初めての大人数シャスタツアーが2002年10月に実現した。もう何から何まで天に動かされたミラクルなツアーだった。

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