続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

父のお誕生日。

生きていれば87歳、今日は父のお誕生日だった。ふと祭壇にお香を焚いた。私の恋愛観や結婚観に多大なる負のイメージを植え付けた父だったけれど、今や天界の人となって懐かしいほど優しい思いで振り返る存在となった。ふと思うと、自分は随分父譲りなところがある。そう言えば、今フルマラソンを走ろう、などと頑張っているのも父のDNAでは無いのか?と思い付いた。父は50代〜60代くらいの頃にボーリングにはまってアマチュアの試合で随分頑張っていた。パーフェクトゲームを何回もやって、我が家の電化製品は父の優勝商品がかなり占めていた。私もマイボールを作らされて週末は家族でボーリング場通いをしたものだった。

 

黒髪と痩身と一極集中型は父譲りか。

 

あの世でお誕生日おめでとう。とりあえずこの前もらったメダルを天国の父に捧ぐ。

 

ああ、そしてALSで亡くなった母もこのメダルはきっと喜んでくれていることでしょう。両親の写真はこれがたった一枚。母としてはあの世に行ってまで勘弁してよ、と思っているに違いないが、私が死ぬまで二人は一緒 笑。これも運命、宿命、また転生して違う人生を歩むまで、家族でいましょう。

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