ピンクシューズが駆け抜けた2019シカゴマラソン
3年連続で参加した夫の応援でシカゴマラソン観戦。直前にナイキのオレゴンプロジェクトがコーチの薬物使用違反への対応で突如閉鎖、一方、キプチョゲが人類未踏のサブ2を達成、という両極のニュースがマラソン界を駆け抜ける。シカゴマラソンはナイキ主催だけに、アスリートにとってこの二つのニュースは当日の走りに影響を与えるだろうな、と気になるところだった。トップアスリートは直前に発売された新しいピンクのベーパーフライ一色、気温はかなり下がってスタート時で6度、日中は13度くらいまでしか上がらなかった。別名Windy Cityと呼ばれるだけあって時折強風、観戦する方もなかなか気合がいる。
結果は期待のモー・ファラーは今年は振るわず、オレゴンプロジェクトのゲイレン・ラップとジョーダン・ハッセイは途中で棄権という残念な結果。でも女子はキプチョゲと同じケニアの選手が1分以上速いタイムの世界新記録達成で優勝。確実に人間は過去よりももっともっと速く走れるようになっている。
さて、来年は私もきっと走っているような気がする、シカゴの街。
トップエリートランナーの足元ピンク一色が何だか衝撃的。思わず欲しくなる色だけど、もうオレンジもグリーンも持っているので、今回はやめておこうかな、と。それにしてもナイキのモノを売る力の凄いこと!
シカゴに泊まるならシカゴリバー沿いのホテルがオススメ。アート感覚あふれるビルに囲まれて昼も夜も抜群のビュー。この三つの橋はマラソンコース。川の周辺はミシガン湖までずっと続く遊歩道になっているので、ジョギングコースとしても最高のランナーズ天国。
シカゴはニューヨークに負けないくらいレベルの高いレストランがいっぱい。今回のお気に入りはテスラCEOのイーロン・マスクの弟が経営するThe Kitchen、新鮮な地元の素材を使って美味しさ抜群!マスク兄弟のお母さんは70歳の現役モデルにして栄養士というスーパーマザー、二人の息子の大成功はこの母にあり!よくぞ育て上げてくれました。