続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

Mystery solved!

隔離生活続いてます。マサチューセッツ州は4月5日までだったのが一ヶ月延びて5月7日まで外出禁止令、でもまだこの先も見通し立たず、いつまで続くか不明です。ボストンマラソンはとりあえず9月14日の予定ですが、開催元から参加出来ない人、辞退する人に参加費返金をする旨の連絡がありました。マラソンレースは返金しないのが通例なので、この措置は本当に異例と言えます。万が一コロナウィルスに感染してしまった人やこの時期働けなくて困っている人達への金銭的人道的配慮でもあるのでしょう。ともかく前代未聞のことに世界は刻々と変わりつつあります。私の中ではこの先に光を見ようとポジティブに捉えるようにしています。この世界は自分を映し出す鏡だとつくづく想う今日この頃。

 

さて、もう一つ、昨日のエピソード。こんな時期笑いが必要、そして自分を笑うのが一番の癒しかと☺️。

 

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日頃近所付き合いの薄い私も流石にこの時期、自分の住んでいるお年寄りの多いコンドミニアムで何か貢献出来ないかと思い立った。それで一人暮らしのお年寄りで買い物に行けない人たちの為にアシストリストに登録した。昨日同じフロアに住む80歳の一人暮らしの男性からリクエストがあったというので、電話でお話。トイレットペーパーとキッチン用の殺菌ワイプが必要とのことだった。我が家はキッチンワイプを使ったことが無いので、商品名をメールで送ってください、とお願いして電話を切った。その後私からすぐにメールを送る。しかし、そこで、大変な失態をしてしまったのである。メールのタイトル欄に「Hell from Michelle」と書いて送ってしまった。Hello と書くところをHell=地獄からのお便り、、、。ああ、送った瞬間に気がつくも時すでに遅し、あまりのショックに胸がブチ切れそうになった。80歳のお年寄り、3年前に奥さんを亡くしてコンドミニアムに引っ越して来たというジム、今は自分も病気でお医者さんから外出はくれぐれも禁止されているという。その彼に「地獄からのお便り」を送ってしまった私。慌ててごめんなさいメールを送ったけれど、その後何時間経っても返事が返って来ない。あまりのショックに凍ってしまったのか、気分を悪くされてしまったのか、もうとことん落ち込んでしまった。ああ、せっかく誰かのお役に立てると思ったのに、やっぱり自分はソーシャルライフに向いて無い?と落ちまくった。それでも心の安らぎを得る為に、大天使ミカエルに祈った。「どうぞ、ジムさんのお役に立てますように、ミカエル、力を貸してください!」と。私は私の良き心を信じた。誰かの心を傷つけてしまったかもしれない自分を慰めた。自分の良き心に影を落とさないように大天使にお願いした。
 
 
そして傷心の心持ちでもう寝よっとベッドに入って最後にメールをチェックしたら、ジムさんからメールが!「電話でお喋りできて楽しかったよ、自分のスピリットが上がった、ありがとう。何しろ3週間も外に出ていないからね。メールが来て返事しようと思いながらちょっとテレビを観ていたら、ドアをノックする音が聞こえて、ドアを開けたら廊下にはもう誰もいなかった。ドアの外にホールフーズの袋が置いてあって、その中にさっきお願いした品が入っていた。君が置いていってくれたんだと思うけど、代金はいくら?ほんとにありがとう!」

 
えっ、いや、そのお買い物は私ではありません。まるで狐につままれたような気分になったけれど、ともかくジムさんからのお返事がうれしかった。これで死ぬまで後悔することなく安心して生きていける 笑)。しかし、誰が?買い物を?まさかの大天使ミカエルの力技???
 

すぐに「気を悪くしないでくれてよかった、買い物は私じゃありません」と返事した。結果、今朝のメールで違う住人が届けてくれたとのこと。ミステリーそるぶど。
 

でも私は思ってる。これ、やっぱりミカエルの力技。信じる者への証だと。
 

隣人を想う良き心をもっと養える今が大チャンス💜