ユニコーンを追いかけろ
手に届きかけた夢を捨て切れない。
身体はどんどん老化しているのに心が追い討ちをかけてくる。気がつくと、ネットで少しでも速いタイムが出そうなマラソン大会を探している。まだ二回しかフルマラソンの経験が無く、最初のマラソンで4時間17分58秒。60〜65歳女性のBQは4時間20分だから、このタイムで去年アクセプトされたのはまさに奇跡だった。今年はBQよりも7分以上速くなければアクセプトされなかったのを考えると、来年のボストンを走れる為には4時間10分を目指さなければ厳しい。コロナ禍でレースを走る機会も奪われ、年齢と共に筋力も落ちてくる現状で、今よりもっともっと速く走れるようにならなければ無理なのだ。
なんで走るんだろう。
この地球に生まれて来た事を魂に刻むため。
62歳、ランナー。
熱い夏を今年もまた迎える。
窓の向こうはユニコーン雲。(目に映る全てのものはメッセージ♬ だね笑)