スピードトレーニングと尾崎豊
今日のトレーニングは徐々にスピードを上げていく短距離をトレッドミルで。トレッドミルで走る時は退屈なので音楽を聴きながらやる。選曲はめんどくさがりやのために、大量に入っている曲をランダムに流すだけだ。ボブディランとかU2とか古い洋楽がやたら大量に入っているので、それらが掛かる場合が多い。ほとんどがパートナーの選曲の中、私のは尾崎豊と竹内まりやと徳永英明、こっちもかなり古いのばかりだけれど、懐かしい曲を聴きながら退屈な室内トレーニングに励むのが効率がいい。
何千曲もある中でなぜかよく掛かる曲がある。それは尾崎豊の「卒業」。そしてなぜかトレーニングの後半、そろそろ苦しくなってくる頃に掛かるのだ。あの唄の歌詞はすごく説得力と共感を呼び起こし、走るリズムをストイックにしてくれる。体のエネルギーを最後に駆け抜ける感満載にしてくれるので、後半に掛かるとトレーニングの質が上がる気がする。
ラストの歌詞、「ひとつだけ、わかっているのは、この支配からの、卒業、闘いからの卒業〜」。それで私の今日のトレーニングは終わった。神ナビ選曲だわ。
しかし、走りながら聴きながら、いつも思うのは、尾崎豊は最後のこの歌詞の「卒業」を果たせるのは唯一、死だけだということを知っていたのだろうか。