続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

モンサンミッシェル再び

ノートルダム大聖堂の炎上でパリの人々の祈りを聞いた我が愛しの大天使ミカエル、今回もやっぱりどうしても行きたい!パリから日帰りでその願いを果たして来た。

 

前回2016年の時と同じようによく晴れた日、大天使ミカエルは待っていてくれた。不思議な偶然か前回はモンサンミッシェルの塔の先端に飾られている金色のミカエル像が修復されて2週間前に戻って来たばかりという時期だった。そして今回は銀色のミカエル像、昨年12月に新たなに塗り直されピカピカに輝いてお披露目されたばかりとのこと。歳を重ねてバージョンアップした姿を見せられて私も活が入る。

 

強さと激しさと愛で正義を守るフランスの守護天使。

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こちらのレプリカ像もカッコいい。
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その昔、司祭オベール教が夢の中で大天使ミカエルから「かの岩山に聖堂を建てよ」と命じられ、無視するも三度目に現れたミカエルはとうとう怒ってオベール卿の頭蓋骨に指を当て穴を開けてしまったという。さすがに畏れを為して建てられたのがモンサンミッシェルだそうだ。下の壁画はミカエルがオベール教の頭に指を立てている像。
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入り組んだ迷路のような小道から見上げるとそこにミカエルの塔。

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瞑想の回廊
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「かの岩山に聖堂を建てよ」1300年の数奇な運命を経て愛と勇気と正義の象徴として君臨するモンサンミッシェル、魔法の岩山。私にとってフランスの聖なる山マウント・シャスタ。
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私も頭に穴を開けられる前にミカエルとの約束、モンサンミッシェルツアーを実現しないと!マジで!
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来年はモンサンミッシェル・ハーフマラソン走りたい❤️

 

 

応援する人

パリマラソン、参加では無く応援する人。パリ市内を地下鉄で移動、時には自分も走り、全身で応援した。その姿、何処かで見たような、と思ったら、先日ニューヨークで対面した「Fearless Girl」みたいだった。どうやらあれ以来、フィアレスガールのエネルギーに影響を受けたようで、カメラを向けられるとこのポーズ。笑

 

さあ、還暦だ、怖いもの無し!掛かって来なさい!?

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ノートルダム大聖堂の火災に思うこと

4月15日、お誕生日前日昼間にシテ島観光。以前、ブラタモリで登場したパリ発祥の地、ノートルダム大聖堂の広場のゼロ地点でご機嫌に記念撮影。大火災がこの日の夕方に発生したと知ったのは、この後ちょうどパリに滞在中だった友人とシャンゼリゼでアフタヌーンティーをしてホテルに戻ってから。友人から「今、ノートルダムが全焼中。」というメッセージが入った。一瞬悪い冗談かと思いながらネットを見ると、さっきまでそびえ立っていた塔が炎の中で崩れ落ちる映像が流れていた。それはまるでこの世界の終わりのような壮絶な映像だった。テロ?!真っ先に浮かんだ恐ろしい考え。その後、改装中だった塔の設備不備のための過失的な発火が原因だったようで、人的な被害等は無く、最悪のシナリオでは無かったことがわかって、救われた思いだった。ある意味、これは起こるべくして起こった自然界の法則のように思えた。その中で奇跡的に外観が守られた。火災当初は全焼は免れない、全てが消失するだろう、と報道されていたにも関わらず、外から見ると、塔と屋根だけが消失しているだけに見えた。こんなに外観が残るなんて奇跡的だと思えた。

 

ふと、あっ大天使ミカエルが守ったんだ!と思った。火災が起こっている最中、パリの人たちは燃えるノートルダム大聖堂を仰ぎながら祈りの歌を捧げていたという。すぐそばのSt.Michelには大天使ミカエルの像が君臨していた。フランス人の祈りが大天使ミカエルに届き火災の被害を最小限に留めたのだと思った。

 

4月15日「シティー」の語源となったシテ島発祥のゼロ地点にて

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ノートルダム大聖堂の隣にあるSt.Michelの大天使ミカエル像。

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4月15日火災前

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4月16日鎮火後

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300年かけて建てられたというノートルダム寺院、修復には10年以上掛るだろうと言われている。古いエネルギーが崩壊して新しいエネルギーが注ぎ込まれる。きっと光と闇の大きなシフトが起こっているんだろう。悲劇に思えるような状況も天から見れば新しい光への移行かもしれない。

 

こんな歴史的な瞬間に遭遇したことをとても深く魂に刻もう。奇しくもお誕生日前日に燃え翌日のお誕生日に鎮火した、私個人にとって深い意味を持った体験だった。祈りの力が存在すること、大いなる天の意思を仰ぐこと、光を見ること、世界は魔法で溢れている。パリが私に教えてくれたこと。

 

ちょっと旅ラン

旅の間、もっと走ろうと思っていたけれど、なかなか時間が取れず、結局旅ラン3本。それでもどれも世界が変わるほど楽しいランだった。走り始めて本当に良かったなぁ。誰かと一緒に走る楽しみも発見。これからは世界中にラン友増やしたい。

 

パリ5Kブレックファストラン

パリマラソン前日。ルーブル美術館〜エッフェル塔まで約5キロ、ゼッケン無し、タイム無しのゆるゆるお楽しみ観光ラン。

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ルーブル美術館の中を走り、

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セーヌ川沿いを走り、

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ゴールはエッフェル塔。

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参加賞はクロワッサン!

 

ベルサイユの森10Kランチブレーク還暦お誕生日ラン

パートナーのお得意様達と仕事のお昼休みに会社の裏にあるベルサイユの森を走りました。この日は60歳のお誕生日でした!

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フランスの森で感じた大地からのウェルカムエネルギー。フランスがとっても近い国に感じられてうれしい。

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普段は一人黙々と走っているけれど、一緒に走ってくれた素敵なフランスガイズ。どこまでも一緒に走れそうな心優しいラン友達メルシーボクゥ!記念すべき還暦お誕生日ラン!

 

皇居一周5K時差ボケ早朝ランニング

日本到着後、時差ボケで一睡も出来ず、いっそのことこのまま皇居一周してこよう!と朝5時前にホテルを飛び出した。初めての皇居ラン、桜や春の草花が咲き誇る素晴らしいコースだった。

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桜!

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桜!桜!涙が出そうな程美しかった。桜の季節に日本で生まれたことは自分の誇りであり宝だと感じた。平成最後にこの場所に来れて良かった。時差ボケありがとう。走れる自分にありがとう。

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皇居から朝日が昇っていた。

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東京を日本を守っている皇居の周りを囲む小さな自然。祖国日本の美しさ再発見。

 

走りながらふと立ち止まり美しさにため息をつきながらまた走る。新しい旅の形を見つけた。

 

 

人生は自分が思い描いたことを現実化する魔法の舞台。

一昨日、パリ〜日本の旅から帰って来ました。なんと、約一ヶ月ぶりのブログ更新。旅の間に更新しようと思っていたんだけれど、どうもキーボードが無いと思うように書けない体質らしく、一度も更新出来ないまま。ともかく新しい人生の扉を開けに行く、という直感めいた思いがまさに現実となってやって来たミラクルな旅だった。体験中にはなかなか言葉にならない思いをこれから少しづつブログに残していこうと思っています。

 

スピリチュアルな世界ではもう何度も語り尽くされているけれど、ミラクルを呼ぶ力、それは自分の思考にある、ということを学んだ旅でした。

 

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日本の新たな時代の幕開けの歴史的な日に旅を終えて飛び立った。私の新たな時代と共に。令和元年は私元年になりました。

 

昭和を30年、平成を30年生きて、還暦を迎えた令和元年。「みさおさん、令和が終わるまで生きてください」と仰ってくださった方がいた。新天皇陛下は私と同い歳でいらっしゃる。もしかしたら後30年生きるかな?とふと思う。若い頃は長生きなんかしたく無い、と思ってたものだけど 笑。新しい自分に出会ってしまったので、まだまだ生きれそう。新天皇陛下の御即位で、私も人生これからが本番!のようなエネルギーを頂いた。

 

令和の時代、さて、自分の中から何が飛び出すか、楽しみで仕方ない❤️。

 

パリで走って、生まれ変わる?

ボストンもやっと春を迎えました。

 

今朝は、来週からパリ、日本への長期旅が始まる前にボストンマラソンコースをゆっくりジョグ。去年のボストンマラソンは悲惨な冷たい雨が降り注ぎ、スキーウェアを着ての観戦でした。その悪天候のお陰でトップランナー達がこぞって脱落し、日本の川内選手が見事優勝するという快挙を成し遂げて、ボストンマラソンの歴史に物語を刻みました。今年は川内選手はお母さんもレースに参加するとか、パリで還暦を迎えるという私の願いの為に、パートナーにボストンマラソン参加を断念させた私はちょっと残念な気持ちになっています。でも、還暦は人生に一度きり、やっぱりパリで!パートナーはパリマラソンを走り、私は軽くブレックファストランというパリの朝食付き5Kを走ります。コースはセーヌ川沿い、ルーブル美術館からエッフェル塔までという、もうパリッパリの観光コースです。多分、タイムとかはどうでもよくて、走りながら写真撮りまくることになると思います。走った後はクロワッサンとカフェオレでパリの朝食!

 

先日「ブラタモリ」で観たパリ創設の歴史がものすごいお話で、一極集中した街には下水処理が無く、排泄物を外に撒き散らしていたとか。それが元でコレラが蔓延して多くの死者が出たとか。その状態から脱出する為に一人の政治家が新しい街づくりを徹底して行い、花の都パリと言われる街に生まれ変わったとか。混沌から生まれた花の都パリ、そこで還暦を迎えて、私もまた新しく生まれ変わる。そんな旅を思い描いています。

 

その後は日本、平成最後の月を日本で過ごし、新しい元号「令和元年」の5月1日にアメリカに戻る予定。やっぱり生まれ変わりの旅だわ!

 

60歳から始まる人生の扉を開けに、旅は始まる。

 

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ボストンマラソンコース@Natick, MA 今年は良いお天気に恵まれることを祈る。

 

メトロポリタン美術館で源氏物語のエロスの世界に浸る。

ああ、こういう技も使えるのね。ツイッターをそのまま貼るのも出来るのを知り、今更ながらブログ機能の拡大を図る。

 

ラッキーなことにメトロポリタン美術館で「源氏物語展」を観れた。名前は知っていても内容知らず、世界初の漫画とのコラボだと言うので、行ってみた。同行した友人が詳しく説明してくれて、ああ、宮廷舞台のメロドラマなのね、としみじみと鑑賞した。かの時代、やんごとなき方達もこの壮大なメロドラマ物語を楽しんだのだろうか。なかなかファンキーな日本人、海の向こうから日本を眺めるのも新しい発見があって楽しい。