続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

マジカル・ボストンマラソン走ります!

来ました!ボストンマラソンアクセプトメール!まさかの初マラソンでボストンクウォリファイ、まるで奇跡のようでちょっと放心状態。

 

マラソンレースで最高峰のボストンを走りたい、とふと思ってしまった今年6月、申し込み期限ギリギリの9月のレースで4時間20分切りを目指して3ヶ月の自己トレーニングを始めた。それまで3回ハーフを2時間10分以内で走っていたので、トレーニングしたら何とかなるんでは?と魔が差した。それから3ヶ月間、記録的な暑さの中でもう無理、と思うところまでトレーニングを続けた。レースの3週間ほど前にまだロングランを思うように走れずに挫折しかけた時にRun&Walkを取り入れたのが功を奏して、なんとか初マラソンをクウォリファイタイム内で走り切った。

 

それにしてもボストンマラソンの狭き門!2013年以来6年ぶりにクウォリファイタイムが5分も短縮されて今年は更にランナーにとって狭き門になった。自分が60歳という高齢でなかったらまずは無理だったであろうクウォリファイ、いくつもの幸運が重なってついに参加出来ることになって、なんだか神様、ありがとう!という奇跡のような感謝が溢れる。

 

ボストンマラソンのトレードマークはユニコーン。孤高の一角獣のごとく、走れ!ボストン!

 

マジカルなマラソンになること間違い無し。

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魔女の街、セイラムハーフマラソン走る

まさかの3週連続レース参加。ハーフ、フル、ハーフ、流石に疲れました!3週間後にシカゴマラソンに参加する夫の練習がてらということで、私も誘われてあまり気乗りがしなかったんだけれど、参加賞のバイザーがちょっと欲しくなり参加。マサチューセッツ州セイラムはその昔、現実に魔女狩りがあった街で、今ではその暗い歴史を逆手に取って「魔女の街」として観光化されたテーマパークのような場所。しかし、未だ魔女のエネルギー満載で、私は行く度に何か「もらって」くる。今回はフルマラソンから1週間しか経っていないこともあって体調が整ってなく、すっかり体ボロボロになって帰って来ました。泣。でもレース自体は海沿いの楽しいコースで、自己ベストではなかったものの、2時間1分台の歴代2番目のタイム。年代別では見事ぶっちぎりで一位でした。(とは言っても60代女性参加人数7名という広き門ではありましたが)

 

さて、ボストンマラソン参加出来るや否や、今週中に結果メールが来る頃です。結果はどうあれ、ボストンマラソンクウォリファイヤーという生涯のメダルもらったので、これで一区切り。当分レースはお休みしてゆっくり楽しくリカバリーランをやろう。

 

人生メリハリ、時には亀走。

 

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初フルマラソン完走&BQ達成!!

私の3ヶ月間に及んだ熱い夏が終わりました。ボストンからシカゴまで飛んで、ボストンマラソンクウォリファイタイムを出す為のレースに参加。9月18日で締め切られるボストンマラソン参加申し込み直前の「Last chance to BQ」という切羽詰まったレース 笑。参加定員300名程の小さな大会で、一周5キロ強のトレイルを8周廻るというコンパクトなレースでした。同じところを8周も廻るのは飽きるんじゃないか?と不安があったけれど、リバー沿いの整備されたトレイルは気持ちよかったです。大会側の準備も至れりつくせりで、自分専用の給水ボトルを置くテーブルもありました。

 

ともかく目指せ4時間20分以内!と言うことでひとつ前の4時間5分のペーサーグループに入って走り始めました。ボストンマラソンのクウォリファイタイムは去年より5分速くなったので、確実にボストンを走る為には4時間15分以内で走らないといけません。何とか最初の3周くらいまではペーサーに付いていくも、だんだん見えなくなって来てしまいました。それでも4時間20分のペーサーに追い抜かれることなく、最後は4時間17分51秒で走り切りました。いやぁ、やっぱりフルマラソンは別物、最後の10キロはもういつ足が止まってもおかしくないほどヘロヘロ、それでもここで足を止めたら、ここまで頑張って来てくれた身体さんに本当に申し訳けない!という思いで、最後は気力を振り絞って走り続けました。

 

これまでの人生、「努力」と言う領域を斜めに通り越して来たけれど、今回の体験で限界に挑戦することの素晴らしさを学びました。

 

ボストンマラソンへの申し込みも完了して、後は結果を待つのみ。やるだけのことをやって後は天にお任せです。

 

60歳、初マラソン、BQ達成、これだけでも私の人生の大きな金字塔!!

 

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2周目、快調に走り始めて朝日を浴びて余裕の笑顔。走るの楽しそう。

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3周目。両足浮いてる。自分のペーサーグループより一個前を追いかけたので、レースのほとんどを一人黙々と走ることに。我が人生のパターンここにあり 笑)

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来年4月に自分の住む街Natickをマラソンで走ることになるや否や!

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ボストン→シカゴ→ボストン。人生は行きつ戻りつの不思議な旅だなぁ。

 

祝、ハーフマラソン、サブ2達成!

週末はフルマラソンのトレーニングを兼ねて、プリマスのハーフマラソンを走って来ました。バハマを襲った超大型ハリケーン、ドリアンが北上中でお天気が心配だったけれど、なんとかコースから外れてくれました。レースコースは起伏が多く、アップダウン、強い向かい風で結構ハードだったけれど、気温17度とめっきり秋の気候となって走りにはちょうど良い涼しさ。9マイルまで5分走って30秒歩く、残り4マイルは走り続けるというRun-Walkを試してみました。すると結果はなんと、自己新の1:58:45、念願のサブ2を達成してしまいました!暑かった夏にひたすらトレーニングを重ねた結果が最高の形で現れました。それにしてもレースはやっぱり別モノなんだなぁ、と実感。意思と身体が一体となって凄いパワーが出るのだ。

 

そしてとうとう、今週末はボストンマラソンクウォリファイを目指して初フルマラソンに挑戦です!メンタル整えていざ、目指すはホーリーグレイル!!!

 

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週末ニューヨーク

週末はUS Openを観戦しにニューヨークに行ってきました。いつもは飛行機で行くんだけれど、テスラの自動運転を試そうと今回は初めて車で。レイバーデイの週末だったのでかなりな渋滞だったけれど、自動運転だとやっぱり楽だわ。もう普通の車には戻れない、テスラらぶ❤️を深めました。

 

テニスはセリーナとフェデラーが観れて大満足。試合的には二人共あっさり勝ってしまったので、少し物足りない感じだったけれど、良い席で観れたので、迫力満点でした。テニス界に君臨するクウィーンとプリンス健在。

 

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女王セリーナの迫力!

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貴公子フェデラー!

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観戦中の私がテレビに映っていたのをスクリーンショットで送っていただきました!後ろ姿だけれど 笑)右側手前の青いキャップの後ろ姿が私。今回は奮発して一階席で観戦、高いだけあってやっぱり見応えあり!

 

 

さて、ランニング。本番2週間前で週末はロングランを走らなければならない。ニューヨークの休日もやっぱり走りました。ここで怠けていては今までの努力が水の泡になってしまうかもしれない。いよいよ終盤になって闘志のようなものが芽生えて来たようです。せっかくのニューヨークなので景色が良いところを走ろうということで、クウィーンズのホテルからルーズベルトアイランド往復全22キロ完走。景色が素晴らしいので、時折立ち止まりマンハッタンの風に吹かれる。

 

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マンハッタンとクウィーンズの真ん中に浮かぶ島、ルーズベルトアイランド。島一周で約6キロ。ここを3周走りました。

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クウィーンズとマンハッタンを結ぶクウィーンズボロー橋、ニューヨークマラソンのコースにもなっている。翌日はこの橋を渡ってセントラル・パークまで走りました。

 

今週末は近郊の街のハーフマラソンのレースを走って、いよいよ来週末、シカゴまで行ってフルマラソンです。

 

私の熱い夏ももうすぐ終わる。さぁ、結果は如何に?

 

本番3週間前の奇跡!

先週燃え尽きた感満載だったマラソントレーニング、25キロ走るのがやっとでそれも悲壮感漂い、もう走るのも楽しくなくなりつつある状態だった。ふーーーっと深いため息をついていたところに、突然ピカッと救世主が現れた。Run-Walk-Runというランニングメソッド、名前は聞いていたけれど、素通りしていた。走りの間に歩きを入れるというインターバル走法。トレーニングでインターバルやっていて、後になるほど走りがスムーズに速くなっていくのを体感していたので、もしやこれは?と早速取り入れてみた。説明によると、この走法でマラソンなら通常の走り続ける走法よりも13分速く走れるという統計が出ているという。レースまで後3週間、もうこれしかない、という思いで試したら、なんと、昨日の35キロのロングランを3時間43分程で走ることが出来た。疲労感が今までとは全く違う軽さで、とりあえず、42キロの距離を走ることが出来そうな手応えだった。後はボストンマラソンにエントリー出来るタイム4時間20分以内で走ることを目指す。

 

 

いや、ほんとに暑い夏だ。

 

 

写真はとりあえず、ボストン名物ロブスターロール❤️🦞

 

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ランモチ(ラン・モチベーション)を上げよ。

フルマラソンまで一ヶ月ちょっと。暑い夏場のトレーニングにへこたれ気味で先週はトラックでスピードトレーニング中に突然燃え尽きた感に襲われた。ああ、私、なんでこんなに走っているんだろう、とふと足が止まってしまった。誰もいないトラックの観戦ベンチに座り込んでひとしきりぼーっと風に吹かれた。その後、ちょっと気を取り直してとりあえずトレーニングを終えた。

 

フルマラソンは別物、魔物。私の体力では未だ到達できない万里の長城のようだ。ふと魔が差して走れるような気がして挑戦を始めたけれど、日に日にマジか?と体が悲鳴を上げ始めた。その悲鳴のピークが多分、先週の燃え尽き感だろう。それでもその先を行こうとする魂の意思がある。ここで止めたら一生後悔するというのが明白なので。そうしたらなんだか少し体がシフトしたかのようで、20キロのロングランが少し楽に走れた。もう無理だ、と思うちょっと手前まで行けた。

 

魂の決意は凄い、今しか出来ないチャレンジを体は受け入れているんだな。私の脳みそがそれにちょっと追いつけていなかったのかもしれない。

 

「走れることが凄いんじゃなくて、走ると決めたことが凄いんだ」

 

そう自分を奮い立たせる。

 

泣き言書いてまた一歩、前に進め。

 

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