続・虹の向こう側

書いて、走って、旅をする。日日是魔法日和

あるいは、走って、書いて、旅をする

今季初のスノーストームがやって来るというので、嵐が来る前に11キロのロングランを走った。一ヶ月のブランクがなかなか埋まらず、5キロ走るのがやっとだったこの2週間だったけれど、やっと走る感覚が戻って来た。やっぱり継続は力、毎日少しでも走り続けるのが気持ちよく走るために一番必要なこと。ちょっと長めに走ってだんだん身体がスムーズになって来ると、いろいろな思いとかアイデアとかがふと湧いて来る。それは、とても、気づきのような電球がピカッと灯ったような感覚なのだが、走り終わって思い出そうとしても霞の中の微かな記憶みたいに隠れてしまう。まるで眠っている間に見る夢のようだ。

 

言葉にすると言うのは現実への力の投影かな、と思う。「書いて、走って、旅をする」と表現してみた。すると、今日は書く前に走ったことがなんだか自分の思いを不透明にした。ああ、「走って、書いて、旅をする」今日はそんな気分なのだ。順番なんてどうでもいいように思うけど、今の自分に一番フィットする感覚を大切にしたいな、と思う。走ることは身体、書くことは心、そして旅をすることは人生そのもの。その行為がそれぞれ交差しながら三位一体となって私を作る。

 

いつの日か、電球がピカッと灯ったような気づきやアイデアがちゃんと言葉になって表せるようになりたいものだ。

 

さぁ、スノーストームよ、久々に白銀の世界を連れて来い。